インディギルカ号遭難者慰霊碑

この慰霊碑は、昭和14年12月、猿払村浜鬼志別沖の荒れ狂う吹雪の中で、旧ソ連の貨客船「インディギルカ号」が座礁転覆した際に失われた700名以上の貴い命を悼み、昭和46年に建立されました。  世界の海難史上に残る大惨事の発生を知り、村民総出で約400人を救出した行為と犠牲になった人々の魂よ安かれと祈る心を顕した慰霊碑は、国境を越えた人間愛の証として、訪れる人々の心に今日も大切なものは何かを語りかけています。