オトンルイ風力発電所
オトンルイ風力発電所は、サロベツ原野南部に位置しており、北緯45度線上に位置する幌延町浜里地区に設置された風力発電所で、「オトンルイ」とはアイヌ語で「浜にある道」と言う意味があり、北海道道106号線稚内天塩線(日本海オロロンライン)沿いの南北3.1kmに渡って28基の風車が一直線に立ち並んでいます。
浜里地区は日本海に面していることから年間を通じて安定した風に恵まれ、オトンルイ風力発電所の年間発電量は約5000万キロワットにも及び、これは1年間で約12,000世帯分に電力を供給できる発電量をもっています。高さおよそ100メートルの風車が一直線に立ち並ぶ姿は圧巻で、一度見た人々の心に残る他に類を見ない壮大な風景となっております。パーキングエリアも設けられていますので、車やバイクを止めてゆっくりと風車群を見ることも可能です。天気が良ければ利尻島の利尻山を見ることができます。