幌延町郷土資料館
郷土資料館は、心象館の隣にある農村環境改善センターと隣接するかたちで昭和63年(1988年)5月1日にオープンした施設です。
この資料館は郷土の自然、産業、生活について構成されており、開拓時代(先史時代)に使用していた農機具類や、生活用具を展示しているほか、幌延町に生息している動物・植物の展示もされており、人と自然が共生してきた幌延町の歴史を垣間見ることができます。熊やキツネ、天然記念物のオジロワシといった動物の剥製が数多く展示されている上に、ただ飾っているだけではなく、一部の剥製は、その動物の生態、行動様式が見えるような躍動感ある行動展示にもなっています。迫力のある動物達の剥製は、子どもだけでなく、大人でも楽しむことができます。
「ポロヌプ」(アイヌ語で大原野)に開拓の鍬がおろされ、今年で124年が経ちました。
鬱蒼とした密林に覆われた北の大地を開拓した先人たちの「開拓者魂」の一端を感じてみませんか。