ベニヤ原生花園
道北の短い夏に彩りを添える草花が咲き誇る、天然の花園です。国内では道北でしか繁殖していないツメナガセキレイなどの野鳥も多く生息しているため、昭和43年(1968年)に北オホーツク道立自然公園に指定されています。
他の原生花園との大きな違いは、海岸や森、高山、湿地など様々な環境が混在している点です。
5月~8月にかけて、オホーツクの潮風が育んだ植物を約100種類以上ご鑑賞いただけます。
ベニヤ原生花園の”ベニヤ”は、明治時代に頓別地区に店を構えていた呉服屋の屋号から取られています。
当時は、現在の展望台付近にベニヤ農場という農場があり、ジョチュウギクを栽培していたと言われています。
花園内を巡るコースは複数あり、選んだコースによって見える景色や草花が変わるため、フラワーガイドによる詳しい説明付きのツアーもおすすめです。展望台からは、ベニヤ原生花園はもちろん、オホーツク海や頓別原野の風車を鳥瞰できます。360度の美しい浜頓別の景色をご堪能ください。
花花ハウスでは、フラワーガイドの受付の他、飲み物やアイスクリーム、お土産の販売も行っております。