サロベツ湿原センター (さろべつしつげんせんたー)

サロベツ原野の北側、上サロベツ原野の南部に位置し、豊富町・幌延町にまたがる日本三大湿原のひとつです。日本最北の国立公園「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されており、特に高層湿原としては国内最大規模を誇ります。原生花園には全長約1.5㎞の木道が建てられ、木道沿いに休憩デッキと展望デッキが設けられており、雄大な利尻富士の景色を望めることで有名です。また、「ナガバノモウセンゴケ」「ツルコケモモ」等の植物や、「シマアオジ」「マガン」「オオヒシクイ」などの鳥類が数多く存在し、貴重な野生動植物の宝庫となっています。 敷地内には、泥炭産業館、浚渫船、ミュージアムショップ、レストハウス・サロベツ、水質浄化湿地があります。