クッチャロ湖

クッチャロ湖は大沼と小沼からなる、道北最大の海跡湖・汽水湖です。
渡り鳥の集団飛来地として国指定鳥獣保護区に指定されていることに加え、日本で3番目にラムサール条約に登録されています。
クッチャロ湖は渡り鳥にとって日本の北の玄関口となっており、特に日本で越冬するコハクチョウは、そのほとんどが中継地として飛来します。
春と秋にコハクチョウ、オオハクチョウ、ガン、カモ類などが渡りの中継地として飛来する他、夏にはオジロワシやカワセミが子育てし、冬にはオオワシや海ガモ類が渡ってきます。現在までに300種を超える鳥類が確認されています。
湖畔の水鳥観察館には、浜頓別町内で観察できる鳥の剥製やハクチョウに関する知識を深めていただけるゲーム等が設置されており、子どもから大人まで楽しめる施設となっております。飛来シーズン中にはハクチョウへの餌やりも体験できます。
ハクチョウの飛来数が最多となる毎年春には、運が良ければ、ハクチョウのペアによるハッピーリング(見つめ合い行動)が見られます。その姿を見ると幸せになれると言われているため、ぜひ探してみてください。